感染症のおはなし(インフルエンザ・風疹)

インフルエンザ

季節柄感染症を気にしなければならない時期に入ってまいりました。
毎年の事ですがインフルエンザは11月下旬頃から流行が始まり年明けにピークを迎えます。高齢の方や妊婦、乳児、新生児がかかりますと重症化する恐れがありますので、予防接種を済ませて日頃からウイルスをもらったり広げたりしないような対策をとることで、リスクを減らすことができます。予防接種を受けたからと言って感染を完全に予防できるわけではありませんが重症化の予防は期待できます。インフルエンザの予防接種は妊娠中に受けることができますので流行期に入る前にぜひ済ませておいて下さい。

当院では、10月より妊婦様インフルエンザ予防接種を開始しています!
(12月より婦人科の患者様も接種可能となりました!)
 料金:1回3,500円
≪予約≫
レディースクリニック受付、またはお電話で受付ております。
 ☎045-285-1103(平日:9:00 - 17:00 土曜日:9:00-13:00) 

風疹

そしてもう一つ今年猛威を振るっている感染症が風疹です。
10月までの患者数は首都圏を中心に1200人を越えてすでに昨年1年間の合計患者数の約14倍になったと言われています。
皆さまご存知の通り風疹は妊娠初期の妊婦がかかると赤ちゃんの目や耳、心臓等に障害が出る可能性があり、かかった時期が妊娠初期であるほどその確率が高くなることが分かっています。
風疹の予防には体内に十分な抗体を持つことが大切でそのためには風疹ワクチンまたは、MRワクチン(麻疹、風疹混合ワクチン)接種が有効です。
しかし、妊娠期間中ワクチン接種をすることはできません。ですから妊娠初期の検査で風疹の抗体価が低かった方は妊娠中風疹に罹らないように注意して、出産後ワクチン接種を行い十分な抗体を得ておくことが大切です。
当院でも出産が終わり退院する前にワクチン接種をされる方がたくさんおります。
また、現在患者数の多くを占める30代~50代の男性は抗体保有率が特に低い年代と言われています。風疹はインフルエンザよりも感染力が強く職場や通勤途中の電車などで感染することも多いですから女性だけでなく社会全体で風疹をなくす取り組みをしていくことが必要ですね。抗体価検査や予防接種についてご質問がございましたらお気軽にお声かけください。

当院は、『横浜市風しん対策事業』の協力医療機関です。
※詳しくは、横浜市の横浜市風しん対策事業のホームページをご確認ください。

 ≪予約≫ 
レディースクリニック受付、またはお電話で受付ております。 
 ☎045-285-1103(平日:9:00 - 17:00 土曜日:9:00-13:00) 

朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました🍁
早いもので、今年も残すところあと2か月です!!
みなさま、くれぐれも体調に気をつけてお過ごしくださいませ。

戸塚共立レディースクリニック スタッフ

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